学生オタクに捧ぐスクールメイクのすゝめ
さて、今日は私のスクールメイクについて話していきたいと思います。
スクールメイクといえば今やYouTubeやその他サイトにたくさん上がってると思いますので、こんなのもあるんだね、ふーん程度に見ていただければと思います。
紹介するスクールメイクは全て私が実際に高校3年間毎日やっていたものです。
まずはじめに、私の通っていた学校の基準を軽くまとめます。
私の学校は"一応"メイク禁止と校則とされていましたが、実際はほぼ黙認状態でした。
しかし、中には私よりもメイクが薄いのにも関わらず注意を受けている子がチラホラ……
その特徴をまとめてみるとこんな感じ
・涙袋に仕込んだラメ、濃く描きすぎた影
・肌の色から浮いてしまうほど濃い色のリップ（青みピンクや赤リップ）
・わかりやすすぎるアイプチ
要は、いくらポイントメイクでそれ"だけ"しかしていなくても、顔から浮いていれば注意対象。
(3つ目のアイプチに関してはある意味女の子の生命線でもあるので、黙認して下さる先生もいらっしゃいましたし、私自身これに関しては別に注意しなくても……と思います）
これらを踏まえて、私的スクールメイクのコツは
全体的に手を施す
これにつきます。というわけで、全体的にいじっていきます
さて、もうすぐ説明に移るのですがその前に……
私のスクールメイクは「バレない」スクールメイクではありません。
派手なメイクは注意されるけれど、ある程度なら黙認される学校を想定して話していきます。
もし、使えそうだな！と思う部分があればをかいつまみながら、取り入れてもらえたら嬉しいです☺︎
長くなりましたがここからが本番です！
①カラコン
前置きをしておきますが、もともと視力のいい子は無理にカラコンを使う必要はないと思っています。
私は、もともとかなり視力が悪くクリアコンタクトを使用していたのですが、せっかく使うのなら少しでも可愛く！と思い、カラコンに切り替えました
カラコンは、いかにナチュラルに詐欺るかが問題です。様々なカラコンを使ってきて、個人的にコスパに最強！と思ったカラコンが「ARTIRAL 2week」
カラーは、ブラック・ブラウン・オークルの3種類。
着色直径は
ブラック(12.8㎜)<オークル(13.0㎜)<ブラウン(13.2㎜)
もともと瞳の色が真っ黒ではなかったので、私はだいたいオークルかブラウンを使用していました。
1番ナチュラルに盛れるのはオークルかな？と思いますが、ブラウンでもそこまで浮くことはなかったと思います◎(あくまで個人の意見ですが)
メイクもカラコンもある程度許される学校で、そこそこ盛れ感を出したい！という場合には「アネコン 2week」がオススメ。着色直径は全て13.2㎜ですが、ARTIRALのブラウンよりかは”つけてます感”があると思います。
②ベースメイク
ファンデーションは使いません！
毎日メイクも兼ねているので、なるべく肌に負担をかけたくない&時間がないことが理由です。
化粧水乳液で肌を整えます
保湿は大事なので必ずしてくださいね〜！
本当は乳液が肌に馴染むように少し時間をおいた方がいいのですが(歯磨きしてると意外とすぐです)急いでる日は手で全顔を優しく押さえて(ハンドプレス)から、ティッシュを軽く押し当て余分な油分を吸い取ります。
日焼け止め
日焼けは天敵！日焼け止めは通年しっかりむっていました塗っていました。
日焼け止めを手に取り、おでこ・鼻先・両頬・顎(5点置き)に置き、手で伸ばしていきます。
使う日焼け止めはビオレ「UV さらさらブライトミルク」
化粧下地にも使えるピンクベースの日焼け止めなのである程度色ムラを補正し、肌を明るく見せてくれます。
アルバムの撮影や、文化祭など少しおめかししたい日はこれの代わりにPaul＆Joe化粧下地を使うこともありました◎
日焼け止め！大事！(しっかり落としてね！)
パウダー
日焼け止めのベタベタ感が嫌いなので、それを防ぐためにパウダーを叩きます。
正直なんでもいいとは思うのですが、一応肌に負担をかけたくないという前提があるのでクラブの「すっぴんパウダー」を使用。
これの凄いところは本当に減らない。コスパ最強、学生の味方。付属のパフはふわふわで気持ちいいのですが、私は軽くつけたいのでブラシにとってパパーっと塗っていました。
すっぴんパウダーよりも安く、なおかつ皮脂テカリを抑えてくれるinnisfreeの「ノーセバムミネラルパウダー」もオススメです◎
さて、ベースは終了です！次！
③アイメイク
アイメイクなんて言っていますが、まつ毛のみ！まつ毛メイクです。
スクールメイクだろうと、現場用メイクだろうといつ何時でもまつ毛に命をかけます！まつ毛命！
まつ毛
まつ毛は必ず放射線状に広がるように上げていきます。
そんなこと言われてもわからん！と思いますよね、わかります。では、ご説明します。
①まつ毛を挟んだら小刻みに上げること！一気に上げようとしない！
②真ん中・目尻・目頭(正直順番はなんでもいい)部分的に上げる
③マスカラをする前にまつ毛コームでとかす(これに関しては最悪飛ばしても大丈夫。私も時間がない時は飛ばしてた)
まつ毛の上げ方に関しては、女子力おばけことNMB48の吉田朱里さんの動画が1番わかりやすいので気になる方は是非！
【デカ目】カールキープ力抜群！アイドル人生で私が産み出した最強まつげメイク法はこれだ！
マスカラ
先程綺麗に上げたであろうまつ毛の根本からゆっくりとまつ毛の先端までマスカラを塗ります。
あとは、真ん中から毛先に向けてサッサっと数回重ね塗り。
スクールメイクなので、マスカラはそこまで塗り重ねません。
マスカラを塗り重ねない分、先程のビューラーでまつ毛を上げる工程が重要になってきます。
体育があっても下がらない最強のマスカラが欲しい！学校で化粧直しなんかしたくない！という私が使っていた最強マスカラはマジョマジョの「ラッシュエキスパンダーロングロングロング(ブラック)」
言わずと知れた名品ですね。本当にすごい。
伸びる、下がらない、落ちない、最強。
泣いても落ちません。卒業式シーズンにももってこいです。
ただ、本当に落ちないのでクレンジングが少し大変。擦ったり無理に落とすのはまぶたやまつ毛に負担をかけてしまうので、マスカラリムーバーが必要かと思います。
(ラッシュエキスパンダーのフィルムタイプもあるのですが、私個人的にあまり好きではなかったのであまりオススメしません)
私がよく併せて使っていたマスカラリムーバーがプライバシーのマスカラリムーバーです。
マスカラリムーバーを買うなら他のコスメ欲しい！いちいち面倒くさい！という方には、ヒロインメイクの「ロング&カールマスカラ アドバンスフィルム(ブラック)極細タイプ」をオススメします。
超極細タイプなので、通常は下まつ毛のみに使用することが多いのですがスクールメイクの際はこれで上下とも仕上げます。
短い毛や細い毛も残さずキャッチして、ナチュラルに仕上げてくれます。
アイメイクも終了！次！
④眉毛
いやぁ〜、眉毛って難しいよね！私も苦手なので、あまり参考にならないかも……
意識していたことは、とにかく”落ちない”こと。学校での化粧直しは最小限にとどめたいので。
結果、うっかり腕枕で寝てしまっても多少擦れても落ちない眉メイクが完成しました。
リキッド
とにかく"落ちない"眉毛がいいので、先にリキッドを仕込みます。
使うのはセザンヌの「描くふたえアイライナー」
ダブルラインや涙袋の影だけではなく、アイブロウリキッドとしても使えちゃう超優れもの！しかも安い！
色がかなり薄いので、下書きくらいのテンションで眉尻の足りない部分をなんとなく描いていきます。
ペンシル
先程の下書きに沿ってこれまた適当に書いていきます、雰囲気でごまかしましょう。
眉尻ばかり描いていると浮いてしまうので、眉頭〜中央にかけてもなんとなく描いておきます。
あとはスクリューブラシでボカして誤魔化せばなんとかなる(はず)
使うのは、エクセルの「パウダー＆ペンシル アイブロウＥＸ(ナチュラルブラウン)」
スクリューブラシもついているので1本持っているだけでいい、楽チン。ただ、これ一本だとちょっと落ちやすいのが難点！
眉頭はパウダー部分でふわっと仕上げてね◎
ある程度眉の形が定まっていて、眉尻やあとここだけ足したい！という場合にはセザンヌの「超細芯アイブロウ」がオススメです◎
これはすごい。革命。眉毛メイクが苦手な私でもそこそこな眉毛が描けた。そして比較的落ちにくい。
エクセルlの代わりにこちらを使うのもあり◎
ただ、少し減りが早いので個人的には部分使い(眉尻のみ)くらいがオススメ。
眉マスカラ
皮膚につかないように眉尻から毛流れに逆らって眉頭まで塗ったら、今度は逆に撫でるようにして毛流れを整えていきます。
液が付きすぎないよう、塗る前に縁でしごくかティッシュオフするのもオススメ◎
使うのは、ヘビーローテーション「カラーリングアイブロウR(ピンクブラウン)」
黒髪だからといって暗い色を選ぶ必要はありません！適度に明るい方が垢抜けるよ！
⑤リップ&チーク
特に説明はありません！好きなのを使おう！
ただし、色味と濃さには要注意
チーク
粉タイプはどうしても化粧してます"感"が出てしまうので、クリームチークを使っていました。
これはもう適度に頬に乗せてボカしておしまいです。
コツと言えるのかどうかわかりませんがあくまでも"スクールメイク"なので、なるべくボカして入れた方が全体的にいい仕上がりになるんじゃないかな〜と思います。
私が使っていたのは、キャンメイクの「クリームチーク (CL08)」
カラバリが豊富な商品ですがCLタイプの方がぼかしやすい気がするので、このタイプをよく使っていました◎
リップ
色が濃すぎるものは控えて、薄付きで自分の肌色に合ったものを選ぶこと。
私は、比較的肌馴染みのいいコーラル系の色をよく使っていました。
時間もないのでさっと出して、パッと塗れる１本完結タイプでなおかつ乾燥しにくいものがオススメです。
私が好きでよく使っていたのはOpera「ティントオイルルージュ(05)」
鏡なしでもサッと塗って出掛けられるので好き。
液状のものは色ムラになりやすい…と美 少年*1の美容番長藤井直樹*2くんも言っていました。
(グロスはどうしても目立ってしまうので控えていましたが、放課後はかわいい自分に変身して存分にはしゃぎたかったのでポーチに忍ばせて帰りに塗ったりしていました笑
〜番外編〜
ヘアセット
大したことはやっていないので、髪の巻き方と前髪のキープの仕方だけ書いておきます。
髪の毛(ワンカール)
・ざっくり上下にブロッキング
・1束ずつ取り、コームでとかしてからストレートアイロンを一度通す
・毛先のみアイロンでくるん
以上！！！！！
2本使いは確かに面倒くさいんですが、ストレートアイロンはどちらにしろ前髪で使うので、私は基本アイロン2本使いで毎日過ごしていました。
本当に大したことではありませんが、ポイントとしてはアイロンを通す前にきちんとコームでとかすこと。
このまま出かけることもあれば、ハーフアップにすることもありました。
個人的に、ハーフアップは清楚で好印象に見える傾向があるので大事な日(面接など)はハーフアップにしていました。
ストレートアイロン→サロニア
コテ→クレイツ（32㎜）
サロニアは橋本涼くん*3や中村嶺亜くん*4くんも使っていたのでお揃いです、たしか…（小声）
・前髪のキープ方法
湿気と体育は前髪の敵！！！！！
世のJKと七五三掛くん*5は前髪命！！！！
これはもはや方法というよりスプレーの紹介。
資生堂の「ステージワークス スーパーハードスプレー」
これはすごい。
スプレー特有のバリバリ感がないので、手ぐしで整えられる上に、後々アイロンでお直しする際も綺麗に仕上がる。
特に説明する点もないんですが、一応私がやっていたやり方は
・スプレーを(気持ち)離して根本中心に吹きかける！以上！
さて、これで私のスクールメイクは終了！
ヘアメイク込みでだいたい毎朝20分で行います。
朝は時間との戦いなので。
本当は20分さえも惜しい、ギリギリまで寝ていたい……
主に使っていたコスメたち
ベース&アイメイク
眉毛&リップ&チーク&ヘア
紹介したコスメはほぼ全てドラッグストア等で簡単に手に入ります！(全て2000円以下で購入できます◎)
〜個人的にやっていて良かったこと〜
・眉毛サロン
・眉染め
・クリアジェルネイル
眉毛サロン
これに関しては、朝が圧倒的に楽になる……
眉毛失敗した〜！と朝から落ち込むこともないので、精神衛生上とてもいい◎
そして何より、わからないうちはプロに任せるのが1番です……
特に眉毛は結構下の印象を大きく左右するので、メイクを始めてみてこれはダメだ！となったら試しに行ってみてほしい
ホットペッパーやminimoその他サイトで低価格なところを見つけてみたり、美容院でお願いしたりいろんな方法があるので！
個人的にあまり失敗したことはないけど、眉毛サロンは施術する方の癖や好みが大きく出るという話も聞いたことがあるので、じっくり相談しながら形を決めていくことをお勧めします☺︎
骨格に沿って黄金比と呼ばれる形に合わせてくれるサロンが多いと思いますが、そのほかに要望がある場合はそれもきちんと伝えましょう◎
眉毛カットよりも効果が持続する、ワックスやスレッディング（糸を使って毛を処理する施術）がオススメです。
一度施術してもらうと、その後の自宅ケアもしやすくなるので。
ちなみに、都内でも2000円台から施術を行っているサロンもあるので興味のある方は是非！
眉染め
これも時短に繋がる……
眉染めは髪を明るくした時にやるイメージが強いかもしれませんが、眉マスカラを使っている女の子は一度眉染めをしてほしい、本当に。
眉マスカラ特有のパリパリ感がなくなるし、眉マスカラをしていないだけでメイク落としも楽になる。
エピラット（脱色クリーム）を使ったセルフ脱色も可能ですが、私の場合思った通りの色に仕上がらなかったので断然サロン派です……
きっともう少し自分に合うように研究等すればできないことはないかと思いますが私は断念してしまいました……
ただし、顔用に作られた脱色剤ではないためお試しする際は自己責任でお願いします。
必ずパッチテストしてね！！！！
クリアジェルネイル
私は爪が弱く、伸ばしたくてもすぐに折れたり、かけててしまうので、その予防のためにクリアジェルをしていました。
あとはなんとなく、爪が綺麗だとテンションが上がる！という理由で(笑)
ネイル禁止の学校だったのでグレーゾーンではあったのですが、特に注意されることはありませんでした◎(バイト先も同様)
ある程度の長さまで折れずに伸ばすことができるので、長期休みの３週間前などに施術すると学校が終わるころにはある程度きれいに伸びているので、
きれいに寝入るが施せますよ。ネイルベットが狭く、ネイルに困っている子は是非！
オフをするときの負担を考慮するのであれば、ジェルではなくネイルファンデーションや爪補強コートもオススメ！
補足ですが、ネイルベットの育成及び自爪の強化には保湿が不可欠なのでこまめに保湿するとなお良いかと思います◎
私は就寝前に、ネイルベットの育成を助ける成分が配合されている「アンティセプト」というネイルオイルを塗るようにしています。
さて、ここまで長々と書いてきましたが、なによりも大事なのはメイクよりも
きちんと落として正しくケアすること
日焼け止め一つでもきちんと落としましょう！
スクールメイクは、そこまで手が加えられない分、素肌が大事になってきます。
肌トラブル等も気になる時期かと思いますが、個人的には荒れてしまっても下手にコンシーラー等で隠すことはせず、治るまではその部分を避けてメイクするのが1番かなぁと思います。
気になるのももちろんわかるし、気分がずーんと下がってしまうのももちろんわかるんだけど、下手にいじってしまって色素沈着やクレーターになる方が後々悲しいと思うので、そこはぐっと我慢！
長々と書いてきましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます！
最後に私から学生の皆さんへ
学校に化粧なんて！そう言われるかもしれません。
でも、私はメイクで救われる学生もたくさんいると思っています。実際に私がそうだったので。
本当は心底行きたくない学校でも、少しでも可愛い自分を作り上げることができれば、学校に行くモチベーションに繋がります。
"ちょっとだけ"かわいい自分を作れる、叶えてくれるのがスクールメイクです。
いつ学校に行けるかもわからない状況ですが、この期間はかわいいを磨いたり研究してみる良い機会だと思っています。慣れればとっても簡単なので！
このブログに出会ってくれた方の学生生活が輝くお手伝いが少しでもできていれば嬉しいです☺︎
学生の皆さん！よい学校生活を！
