制服を脱ぐ日

那須くん、浮所くん、流星くん

そして私!!!

高校卒業おめでとうございます〜!


はい、盛大なネタバラシ感が否めません。
今まで年齢に関する話はあまりしていなかったので……
私は常々、01lineが最高だ!最高だ!と呟いてきましたが理由はそう、同い年だからです。
同い年が、こうして表舞台で頑張っているのを見るとつい自分のことのように気にしてしまうし、応援したくなるじゃないですか。
(同い年ではなくとも01lineは天才の集まりなので、好きになっていたかとは思いますが)


さてさて、話は戻りまして……
私事ですが、無事!本当に!無事に!高校を卒業することができました!
(1年は出席日数、3年は科目出席数ギリギリという留年フラグを立てまくった女)
色々ありすぎた3年間だったので、覚書程度に振り返ってみようかな、そんなブログです。
高校生活は正直辛かった!もう2度と戻りたくはありません!!!!
楽しいことももちろんありましたが総括すると辛かった思い出が勝るので……


色々あったと言いつつも、卒業できたのは他でもなくジャニーズのおかげ!と言っても過言ではないほどたっくさん助けられました、アイドルはすごい。
部活に明け暮れるでもなく、恋をするでもなく、コンサートに舞台、たくさんの現場にお邪魔した高校3年間でした!楽しかった!


個人的な話になりますが、入学した高校が滑り止めだったこともあり、周りが浮き足立つ中で私1人だけが高校生活に対するモチベーションが全くありませんでした。
(学校説明会の帰りにここには二度行ない!と言った学校に3年間通いました、盛大なフラグ回収)

そのため、学校外で自分の居場所を見つけるためにバイトを始めたり、1年の頃から予備校に通ったり自分なりに色々と模索していました。
その反面、学校関連はまあひどいもので文化祭や体育祭といった行事は、ほぼ参加することなく出席だけ取ってしれっと帰宅するような生徒でした(マネしないで下さい)

はじめのうちはなんとか通っていたのですが、日が経つに連れて心が持たなくなり、学校に行くこと自体が苦痛になってしまいました。
ここで言っておきたいのが、決していじめられていた訳ではないんです。
ただまあ、学校嫌いが周囲にバレてよく思わない子たちがいたのは確かです。
(いわゆるなりすましアカウントを作られ、その中でつぶやかれている偽のツイートを拡散されたりしました……手法がザ・現代って感じですよね、驚きました)


こんなことがあったんですが、私は驚くべきことに一切気づかなかったんですよね。(見知らぬアカウントから何度もフォロリクが来たことに対しておかしいな?と思った程度です)
基本的に学校内で友達を作る気がなかったので、周りをシャットアウトしでいたせいだと思います。ラッキーラッキー。
何事も知らなければ傷つきませんからね。


幸いなことに、知らん顔をしているうちにそんな話は風化し、変な誤解や噂も消えました。
反応しないのが一番なのかもしれないですね。あとはやっぱり時間。
人の噂も七十五日と言うので。先人たちの教えは正しい。
今なお一部の子に誤解されていたとしても別に私は構いません、害はないので。
それに、片っ端から誤解を解くなんて疲れてしまうと思うので。


一方で、友だちにはあまり困らなかったんですよね。
敵とみなせばすぐさま威嚇!タイプなので、この学校の奴全員敵!くらいに威嚇していたんですが、それでも私に興味をもってくれる子がいたので、交友関係はそれなりでした。
友達を作る気はなかったのですが、興味を持ってくれる子に関しては、来るものを拒まず去るものを追わず精神で接していたせいかも。


でももちろん1人の時期もありました。ぼっち〇〇はほぼ経験したと思います。
1人でいることが苦ではないタイプなので、それなりに平気でしたが昼休みの過ごし方は結構困りましたね。
1人で食事を取ること自体に抵抗はなかったのですが、周りの視線が怖かったりでそれが理由でお昼を抜くこともしょっちゅうありましたし……



そんな日々のおかけで(?)、お昼休みを1人で潰すのが得意になりましたね。お気に入りの場所もありました。
コンセント付きのカウンターテーブルが置いてある静かな場所があったので、携帯を充電しながら心地よいお昼寝休憩をしていました笑




上記が学校での私、ここからはオタク関連の話になります。



高校入学当初はアイドルを応援できるほどの気力や余裕がなく、少し離れていました。
夢中になれるものがなくなり、心はどんどん寂しくなっていきましたが、余裕がないとできないことなので、この期間は必要なお休みだったのかなと思っています。


1年生の半ばあたりから映画の舞台挨拶等にはちょこちょこ行っていましたが、がっつり現場復帰(?)したのは桐山照史くんが出演していた舞台アマデウスでした。(舞台を現場と呼ぶのもあれですが、わけると面倒なことになるので便宜上一括りで表記させて下さい)


理由は、本当に本当にお恥ずかしいのですが出席日数が危なかったことが一番でした。
正直なところ、1年生の頃が精神的に1番辛く駅に向かうも、その手前で自分で制御できないほどの涙がボロボロ出てきてしまい引き返したという経験も1度や2度ではありません。
学校に足が向かない日も多く、気づいたら担任から通達がきてしまって……


そこで私は、物で釣る作戦に出るわけです

自分の機嫌は自分でとる

が鉄則なので。


どうしたら学校に行くだろうか?と考えていたちょうどその頃、アマデウスの公演がスタートしたんですよね。これは行くしかない!と思い平日夜公演のチケットを手配。


学校終わりに現場を用意することでなんとか学校に行こうとしたわけです、なんとも単純。
この作戦が意外とハマり、舞台は基本的に平日夜公演を取ることが多くなりました。
変に真面目なので、学校を休んでいるのに舞台に行くというのは罪悪感が大きく、結果的に学校に行くという形なりました。
経験則に基づいた利点ですが、平日夜は見学率が高い気がするのでそれも含めて好きでした。



それから、舞台に行く際は必ず着替えてから観劇していました。
※もちろん、制服で観劇すること自体に問題はありません
私の場合、制服=学校を連想するので制服が嫌いだったという理由から例え直接向かう場合でも着替えを持参し、着替えてから会場へ向かっていました。
学校仕様の自分を脱ぐという意味でも必ず着替えていました。
なんならメイクも直すし髪も整える、アクセサリーだって付けちゃう(フル装備)


コンサートに関しては、土日公演が基本なので特に学校と絡んだ話はないのですが、とにかく現場で気持ちを繋いでいたので必然的に現場数は増え、担当以外でも誘われれば行くという感じで様々なコンサートにお邪魔していました。


いや〜、楽しかった!今思えばもっと行けばよかったですね!!!笑
(担当外のコンサートに限って席がいいのは割とよくあるあるあるではないでしょうか)


これらに加え私が学校へのモチベーションを上げるために実践していたことは、見た目から武装していくということです。
便宜上はメイク禁止の学校でしたが、実態は黙認状態だったので毎日メイクをしていましたね笑
自分の顔が少しでもかわいい状態を作り上げるって大事、精神安定上すごくいい。
せっかくメイクしたしこのままなんてもったいない!という気持ちになりますし、ほんの少しですが。





根がネガティブなので、そりゃ正直辛かったし生きる意味を考えて悩みまくったけれど、この期間は無駄ではなかったと胸を張って言えます。
私自身、変なところでポジティブというか勢いに任せてしまうところがあって、基本は人生ネタだと思って生きているんですよね。
その当時いくら辛くても、過ぎ去ってしまえばそれらはネタの一つなんです、ネタなのであれば笑って話したいんです。


そう考えてないとやっていられないというのが本音ですが。


振り返って、あの時こうだったああだったは叶わない夢なので、だったら自分の苦手な過去だって自分なのだと認めてしまい、抱きしめてあげたいし少しでも消化してあげたい。
完全に消化することはできないけれど、私の経験が誰かの手助けになるのなら、こんな人もいるんだと思ってもらえれば、過去の私も少しは笑顔になってくれると思います。


この3年間、なんとか模索しながらですがちゃんと生きました、なんならこの18年間を生きてきました。
高校生というのは不思議な年頃だと思います。言うなれば、大人と子どもの間。
世間から見れば"まだ"高校生なのかもしれません。


でも、一方でもう高校生なんです


義務教育期間を終え、ある程度自分で選択できる年齢なんです。
私がこの3年間で私が学んだことは"逃げ道は自分で探すこと"です。



小学校中学年の頃、私はとある経験をし教師や親を含め周りの大人や同級生が一切信じられず、ふさぎ込んで辛い日々がありました。
小学生の私の世界は学校と家しかありませんでした。
それはそれは苦しくて、逃げ出したくても逃げ方がわかりませんでした。



3年間の高校生活自体は正直楽しいより悲しいや辛いが勝ります。
でも、高校生活以外の16~18歳という貴重な時間を無駄にはしたくなかったので必死に逃げ道を探しました。
小学生の頃とは違うんです、高校生にもなればもう自分できちんと判断できる年齢なんです。


だからこそ、今学校が楽しくない子にはこう伝えたいと思います。


逃げ道を探して下さい。抜け道は必ずあります。
自分の力で探して下さい。
高校ならもうそれができるはずです。
趣味もよし、アルバイトもよし。
辛い環境で1人で耐えないで下さい。


人の心って思ったよりも弱いものなのかもしれないし、10代は自分の想像を遥かに超えるほど多感で脆い壊れ物なのかもしれない。
今の私にはまだなにもわかりません、真っ只中なので。


中学の同級生が高校の友達と楽しそうに笑うInstagramの投稿を見て無性に羨ましくなった日があります。それが悲しくて悔しくて泣いたことがあります。


でも、この3年間私が楽しんだ思い出や記録は確かに存在しているんです。
例えばコンサートの半券、そしてバイトのシフト管理表、バイトや予備校でできた友達。
形は違えど楽しんだ、そう思いたいしそう言い切りたい思い出と記録ばかり。
みんなと一緒ではなかったけど、普通の十代が思う充実した学校生活ではなかったかもしれないけれど。
それも個性で、これでよかったと8割ほどは納得しています。
大人になるにつれて残りの2割も納得できればいいなぁというのが今思うこと。



もしも3年前に戻れるのなら、1人で泣いている私に声をかけてあげられるとしたら。
一度しかない高校生活楽しみなよ!という周りの圧に流される必要はないんだよ、そう言ってあげたい。
もちろん、楽しむに越したことへないけれど無理に好きになる必要も無理に自分を殺す必要もないと思うよ、と伝えて抱きしめてあげたいですね。



私へ
卒業おめでとう。3年間頑張ったね!偉い!!!